カテゴリ:レビュー の記事一覧

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Philippe Saisse/Masques

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キーボーディスト兼プロデューサー、Philippe Saisseによる豪華なメンバーを多数迎えての一枚。
彼を知ったのは、ネットで良い曲を出しているある人の好きなアーティストの一人にこの人がいて……
ってな感じなのですが、これが大ハマリ!
このMasquesをきっかけに、あっと言う間に彼の作品を揃えてしまいました。

コーラスの利いたエレピに、
アコピ、オルガン、シンセ。
ウェットで美しい、そしてコンテンポラリーで洒落た響きを持つ楽曲郡は、
彼のリリカルなピアニズムを以って、さらにその輝きを……なんて言い過ぎかな。や、決して言い過ぎではない筈!

鍵盤にしても何にしても、全体的にウェットな響きを持ったアルバムですね。
結構日本人向けな音なんじゃないかと思います。
豪華なメンバーを腐らせず、かつ自分の色を出している点は、プロデューサーとしての面目躍如ですね。

世間的にはスムースジャズ・キーボーディストとして認知されてますが、
現在のスムースジャズの王道からは結構離れた位置にいるように思います。
時代の移り変わりを実感……
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Marcus Miller/M2

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通称「何でも屋」、Marcus MillerからGrover Washington, Jr.に捧ぐ一枚。
ジャズ、フュージョンをもっと知りたくてCDを買い漁っていた頃(今でも買い漁っていますが;)に買った中の一枚です。
「音楽には力強さと美しさの両方が必要だと思う。」という彼の言葉に、僕は共感します。

一番好きなのは3のNikki's Grooveですね。
渋めの曲が並ぶこのアルバムの中では、ポップの色が濃くて少し浮き気味にも思いますが、
それも含めて、好きなんです。
ブラックミュージックのノリと洗練された音使いは、スムースジャズにも通ずるものがありますね。
1のBernard WrightのフェンダーローズとMarcus Millerのウーリッツァーも
エレピ好きとしては見逃せないものがあります。気持ちいいなあ、ホント……

粘っこくて黒いサウンドが好きな方にオススメ。全体的にファンクの色が濃いかな。
買って損は無い一枚です。
「いろんな事」を、この高い完成度で纏めてしまう手腕は流石としか!

肝心のベースのプレイに全く触れていませんが、それはもう言わずもがなってことで。
フュージョン界を代表するようなベーシストの一人ですし。

FOUR OF A KIND/FOUR of a KIND Ⅱ

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日本のフュージョンのトッププレイヤー4人が集まった、FOUR OF A KIND。
4人でフュージョンというとFourplayを思い浮かべる人も多いと思うのですが、
Fourplayとは結構違った音楽性を持っています。ルーツはジャズですが……
買ったきっかけは、僕が塩谷さんに惚れ込んでいたためです。(ミーハーですいません;)

1のGet Up 'n' Goでの飛び跳ねるようなエレピのバッキングと
それに絡む青木さんのベースのふくよかさといったら、ないです。
タイトにリズムを刻み続ける沼澤さんも
陽気なトーンの本田さんのプレイも
本当に楽しそうで聴いてるこっちまでウキウキしてきます。
その他、バキバキなスラップの嵐の3や、しっとりとした一面を垣間見れる7などなど……
この4人ならではの幅の広さを堪能できる一枚です。

青木智仁氏の急逝により、活動は休止。
氏のご冥福を、心よりお祈りいたします。

Boney James/Pure



最近プロデュースもこなすようになったスムースジャズ・サキソフォニスト、Boney James。
その足がけとして、この一枚。
海外のネットラジオ、Smoothjazz.comにて2のBetter With Timeを聴いたのが
買うきっかけでした。

2のようなメロウなR&Bトラックや4のラテンフュージョン系はもちろん、
10のようなブルージーなブロウもしっかり吹く人ですが、
トーンの基調は暗めですね。陽気とは対極にあるプレイかと。
それだけに、パワフルなアレンジの9はちょっと賛否両論ありそうです。

プロデュースからPaul Brownが抜けて、残り香を随所に残しながらも、
良くも悪くもPaulっぽさが抜けたサウンドになってます。
これからの活躍に期待ってとこでしょうか。

個人的には、もっかいPaulとやってくれんかなぁなんて思ってたり……

Bob Baldwin/Standing Tall

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スムースジャズ・キーボーディスト、Bob Baldwinのソロ。
僕がスムースジャズを聴き始めたきっかけのCDでもあります。
何かいい音楽はないかとネットを探し、ふと辿り着いた3のToo Lateへの試聴リンク。
聴いた瞬間「これは良い!」と思い、Amazonへ。

当然の如く、3が一番好きです。きっかけ補正が入っていますが……
イントロの、半音下降のベースにメロウなアコースティックギターのアルペジオ。
それに浮かぶようにフレットレスベース(ムーグっぽい?)が絡み、
彩を整えるかのようにオルガンが鳴っている。
たまりませんね。これ以降の展開はちょっと平凡なのですが……;
あと、この人ベースも弾くみたいでよく聴くとそこかしこで特徴的なベースラインを書いてます。
特に10のベースラインは、明るい雰囲気のアレンジと相まってなかなかノリが良し。

全体的に黒っぽさがある一方で、余り粘っこさがないのは彼の活躍のフィールドの影響なんでしょうかね。
リズム隊がこの手のものにしてはちょっと前に出すぎている感じがします。モチーフも、深みよりもノリ重視で
耳の右から左に抜けてしまうところがチラホラ……
あのイントロが書けるんだからもうちょっと頑張ってもらいたいなー、とは思うのですが……

でもなんか好きなんですよね。うーんどうしたもんか。
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